加齢臭は心掛け一つ軽減させることは可能

加齢臭は心掛け一つ軽減させることは可能

私が子供だった頃、父親の枕の臭いに鼻をつまんだ経験があります。

 

あの嫌な臭いは排泄物や生ゴミなどが放つ臭気とはまた別の、独特の臭いでした。
それが加齢臭だと知るのは私が30代半ばに差し掛かった頃でした。

 

人間は誰しも歳をとります。あらゆる体の老化は避けては通れない道です。
加齢臭も、そんな避けては通れない道の一つ。

 

ですが、加齢臭に関する知識をしっかり持ち、日常生活の心掛け一つで、この嫌な臭いを軽減させることは可能なのです。

 

そもそも加齢臭とは、皮膚の水分量が加齢と共に減少し、皮脂腺から分泌される脂が酸化することによって起こる現象と考えられています。

 

若い年代でも皮脂の酸化は起こり得ますが、皮膚表面の水分量が多いために、脂が酸化する前に代謝されるので、嫌な臭いを発することが少ないのです。
では、歳を取ったら加齢臭を防ぐ手立てはないのかというと、そうでもありません。

 

体の水分量が減るのはどうしようもないですが、皮脂の過剰な分泌を抑えられれば、加齢臭を未然に食い止めることができるのです。
皮脂の過剰分泌の主な原因は食生活。

 

それも飽和脂肪酸を多く含む食材は皮脂の分泌を促進するので注意が必要。バターや、ラード、牛肉などです。
食事以外にも加齢臭の原因は潜んでいます。

 

これは意外に思われるかもしれませんが、加齢臭が気になりだすと、必要以上に洗ってしまう傾向があるのですが、これも実は逆効果です。

 

加齢臭=不潔、だから石鹸でゴシゴシ洗おうという発想は合理的のように思え、気持ちはわかるのですが、体を洗い過ぎると保湿が失われ、結果、皮膚表面でのバクテリアの繁殖を促すことになってしまいます。

 

生魚を想像してみてください。ちょっと時間が経つとすぐに生臭い臭いを発するようになりますよね。あれはなにも魚自体が発している臭いではなく、魚の表面で繁殖したバクテリアの死骸が発する匂いと考えられています。

 

あの現象と同じ現象が人でも起こるというと、少しは想像しやすいでしょうか。
老齢になればなるほど保湿は失われがちです。

 

にも拘らずゴシゴシ念入りに洗ってしまえば、逆効果なのです。

 

加齢臭を防ぐには脂っこい食事を控え、皮脂の分泌を抑えること。
洗剤でゴシゴシ洗い過ぎず、保湿を第一に考えること。

 

この二点を念頭に置き、加齢臭を予防しましょう!